人事で本格的に働く人がスゴイと感じたこと

相変わらず、ファイナンスの仕事に加え、人事・労務などのお仕事も担当していますが、人が辞めるたびに感じること、「辞めるときはみんなお金お金と一円でも多くもらおうとする」ということ。

定年退職は別として、転職で中途退職する場合には余計な期待を持たないで欲しいものです。中途退職というのは、転職の場合には次の職場での給与の支給日のズレ、退職時の社会保険料の徴収方法、住民税の徴収方法、退職金の計算方法、有給休暇の買取ができるか否か、いろんなことがそのタイミングを中心にズレるわけです。

特に、社会保険料の自己負担分の徴収方法が、社会保険料支払い時に徴収する場合と、帰属月のタイミングで徴収する方法と、会社によって違うのです。それから、住民税は各自の退職時期によって、一括徴収、普通徴収、それから転職先企業への引継ぎと選択できる場合があるので、これも要注意。

最悪の場合、最後の給与からは社会保険料2か月分、住民税5-6ヵ月分がまとめて徴収され、足りない場合には会社から請求することになります。

退職して最後の給与の支給後には「どうしてこんなに給与が少ないのか???」と必ずと言っていいほど聞かれます。こちらも事前に説明してますが、本人たちはまったく気に留めてないようです。

それに加えて、退職金がこんなに少ない、とか、有給休暇の買取がされないとか、私のせいじゃないですよ~。

中途退職するのは、少なくともその会社で働くことを希望しないということであって、それが叶うのならそれ以上を求めないで欲しいです。経済的にはいろんなリスクが伴いますが、気分的にはスッキリできるのではないでしょうか???

リスク管理もできないような大人が多すぎる気がします。だったら辞めなければいいのに、と思います。1円でも多くもらって辞めようという態度は本当に情けなく見えます。数十万円もらえないとしてもその後の人生にどんな影響があるのでしょうか?そして自分も同じ世界にいるのかと思うと窮屈でつまらなくてバカみたいです。

会社が小さいので機械的に対応することに限界がある、というのもあるとは思いますが、人事や労務・給与のお仕事を専門に行っている人は本当に尊敬します。

こうゆうのも試練なんでしょうか。。窮屈で刺激がなくて素敵じゃないモノばかり見ている毎日を過ごすことにそろそろ限界かもしれないです~。

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